売掛金の回収について嫌な思いこそいたしましたが、
二期目は一期目の赤字を解消できるくらいの利益の見込みとなりました。
二期目は利益が出そうという話を取引先としていたところ、
利益が出ると税金がかかってしまうのでもったいない。
保険屋さんを紹介するから保険で節税したほうがいいとの提案をされ、
(注 法律改正前によくやり取りされた例となります。)
節税に詳しいという保険の代理店を紹介されました。
紹介された方はスーツをビシっと着こなした、
いかにも信頼できそうな方で、
早速利益が出そうということで提案された、
節税になるという保険の一覧表を見せてくれました。
複数社扱っている代理店なのでよりAさんによい会社のものを提案できますとも言ってくれ
この人に頼めば間違いないと思いつつも、
表の中で一番返戻率というものが高いものを申し込むこととし、
早速翌週に申し込み手続きのアポイントを取ったのでした。
一年目はいろいろあったけど、二年目は利益を出すこともでき、
また、保険を使って税金を節約することもできた。
順調に会社として、
経営者として成長していることを実感することができました。
翌日が申し込み手続きの日という前日
C税理士からLINEが入ります。
C「そろそろ決算だけど、二期目は利益で迎えられた?ちゃんと決算前予測はしてもらえてるかな?」
二期目は利益を出すことができ、また、節税の保険にも入ることができたことによって、成長を感じているAさんは、少し自慢そうな声でこう答えます。
A「よく分かったね。今回はきちんと決算前の予測もしてもらえていて、会社として結構な利益での着地になりそうだよ。
利益が出そうだったから節税で保険の申し込みをちょうど明日するところだったんだよ。一期目のCのアドバイスのおかげだよ。ありがとう。」
C「、、、、、。え?二期目なのに保険入るの?しかも節税??ちょっとその保険の申し込みストップ。」
さて、今回C税理士はなぜ数秒のやり取りで保険の申し込みにストップをかけたのでしょう。
もちろん、C税理士にはまだどれくらい利益が出たとかそんな話はしていません。
ちょうどきりがよいので、保険申し込みストップの答えは次回にて説明させていただきます。
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