昨年度初めて登壇させていただいた母校の講義ですが、
今年は税理士の魅力存分に伝えたいという意気込みを持って臨みました。
若かりし頃、
税理士試験に受かり、就職し、会社に入ってからふと思います。
(あれ、税理士ってどんな仕事する職業だっけ。)
二年半必死で勉強して資格取って就いた仕事で一番最初に思った感情がこれでした。
これは自分の下調べが足りないのがもちろん悪いのですが、
専門学校では講師の方がさらっとどんな仕事か言ってくれるだけで、
大学では当時そんな話は一切ありませんでした。
そんなとき会計士になった友達に、会計士ってどんな仕事だと思ってたか聞いたところ
勉強に夢中で、就職前に実際どんな仕事かは、そんなに想像できてなかったと返答が。
(ほぅほぅ、俺より優秀な会計士さんでもこんなことあるもんだ。意外に多いのかも)
最近、友人がキャリア紹介ということで、母校の高校や大学に呼ばれて、
説明会や相談会で学生相手に進路相談などもしているそうです。
これはとても素晴らしい取り組みで
その後50年以上ともにするであろう仕事ということを知る機会は
どんどん設けられてゆくべきなのではと思いました。
幸い、私は税理士という職業が自分にあっていて、日々楽しく仕事をさせていただいています。
日々お仕事頼んでくださる皆さんに感謝です。
講義の最後に伝えた、
「いい税理士が増えれば、日本にいい会社が増えて、日本が元気になる」
の想いにブレは無く、自分がそのいい税理士になれているのか、なれる途中なのか、
なる道とは別方向を向いてしまっていないか、試行錯誤中ですが、
より多くのお客さんの、より高い満足を引き出せるよう、
自分自身、そして事務所スタッフともに努力してゆかねばと思いました。
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