本日は、久しぶりに税金のお話をしようと思います。
最近、お客さんや、友人から質問の多い住民税についてです。
サラリーマンの方は、なかなか気づかないところではありますが、
住民税は6月ー5月の間で前年一年分を納付いたします。
2014年分の住民税は2015年6月-2016年5月の間に納付してゆくのです。
サラリーマンで会社が特別徴収を選択している方は、12等分されたものを会社が徴収し、納付してくれているのですが
それ以外の方は、四等分にされた金額の納付書が、この時期に届きます。
今回、みなさんにひとつ覚えておいてほしいポイントなのですが
「前年分を年度またいだ6月から納付」するというところです。
この住民税、所得税と違って、源泉徴収(あらかじめだいたいの金額で前払)が行われません。
従って、今年は仕事辞めちゃって収入が無い。なんて状況でも、前年の稼ぎに応じた納税を求められるのです。
おそらく、
辞めた翌年は住民税が大変。とか
新卒二年目の方が手取りが減る。なんて話を耳にしたことある方は、
この前年分を支払うという性質から生じていますので、こちら少し頭の片隅に置いていただき、
いざ自分で住民税を納める際には十分備えていけるとよいのかなと思います。
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