媒体からの応募により、5人との面接の約束をできたAさん。
さて、面接をすることとなったのですが、考えてみると面接で何を聞けばいいか分からず、
インターネットで聞くべきことをいろいろ検索し、調べを進め、
またAさんとしてどうしても聞いておきたい質問事項をいくつかピックアップし、
面接の日を迎えます。
二日間で5人との面接の日程を組めまして
初日に2人、二日目に3人という振り分けになりました。
面接の時間が近づくにつれ、Aさん自身が緊張していることに気づきます。
それもそのはず。面接をされたことは何回かあってもすることは初めてです。
一人目との面接が始まりましたが、
緊張してしまったせいか聞きたいことをうまく聞けず、
面接なのに沈黙の時間も多く、
どんな人だかよく分からないまま面接が終わってしまいました。
面接者二人目との面接では、少しAさんの緊張もほどけ、
スムーズに会話が進みましたが、現在、大手に勤務していることもあり、
条件面での折り合いは厳しそうでした。
二日目の面接はというと、二人前日に辞退の連絡があり、
残りの一人に採用の期待を託します。
最後の一人との面接も結局うまくいかず、
面接をした三人から、こちらが採用通知を出す前に辞退の連絡があり、
今回もスタッフの採用は0という結果になりました。
結果0では広告にかかったお金も悔しいのですが、
面接時間や、その準備、履歴書を読んだり、いろいろ考えたりする時間。
履歴書を返送する手続き等々でそれなりの時間を要しました。
採用を決めてからの月はその時間を要したこともあり、
やっと伸びてきた売上は落ち込み、入金の少ない通帳を見つめ
経営の難しさをまたひとつ噛みしめるAさんなのでした。
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