クラウド会計の導入をするならぜひともネットバンキングの導入も検討していただきたいですが、
意外にこのネットバンキングをうまく活用できていない事業者が多いので、
本日は事業者がネットバンキングを是非活用した方がいい理由を書こうと思います。
ネットバンキングのメリットですが、
A 時間の節約
B 場合によっては費用の節約にもなります。
一方デメリットとしては、
C セキュリティの問題
D 月額手数料がかかること
があげられるかと思います。確かにインターネットバンキングは
従来の通帳と印鑑を銀行に持って行く出納業務より、リスクはありまして
不正送金等の事例もいくつかあるようです。セキュリティ面については各銀行どんどん対応していますので、
個人的にはあまり気にしていないのですが、お客さんにはきちんと伝えるようにしています。
しかしそのリスクを補って余りある効率化ツールであるネットバンキング。
Dの月額手数料を気にされるお客さんによく話すのですが、
月額手数料がかからないネットバンキングをひとつ持つのでもよいですし、
仮に、今取引している銀行でネットバンキング使えるようにすると、3,240円かかるといたします。
経理業務を行う方が、銀行に移動して並んで書類書いて手続きしてもらって、とかかっている時間は月何時間になるでしょう。
取引数が少ないところでも3時間は超えてしまうのではないでしょうか。時給1,000円で換算してトントン。
もっとかかっているところは手数料分くらいは軽くペイいたします。
また、銀行によってはインターネットバンキングでの取引は手数料の優遇などもあります。
インターネットバンキング専用の銀行などは、店頭の人件費がかからないこともあり、基本的に手数料が安いです。
おすすめとしては、送金用にインターネットバンキング専用の口座を持ち、
セキュリティのリスクの気にならない範囲で利用するのがベストかと思います。
新しいことを積極的に取り入れるベンチャー企業は、効率化されたツールを使いこなしています。
あなたが銀行で待っている間にライバルは、ネットバンキングで効率化できた時間を使い、
新しいビジネスを発掘しているかもしれませんよ。
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